WEBサイトの表示がめちゃめちゃ遅くって、とにかくストレスだったので、
表示速度をアップさせるため、過去様々なチャレンジをしてきた。(わかる範囲で)
- WordPressを高速化する① 〜現在のサイト速度を測る
- WordPressを高速化する② 〜画像を最適化して表示速度を上げる
- WEBサイトの表示が物凄く遅い。『PageSpeed Insights』で修正箇所を確認する。
- WEBサイト表示の高速化。〜ブラウザのキャッシュを活用する。
- WEBサイト表示高速化!初心者でも簡単に体感アリだった方法とは!?
当初よりはかなりマシになったものの、
やっぱり表示速度が満足いくまでのスピードには改善されなかったので、ついに意を決してサーバーをお引越ししてみた。
今回やったこと:ロリポップ→エックスサーバーへ引越し
これまでずっと有料レンタルサーバーはロリポップ!を使っていた。
価格の安さもあり使っている人が多いため、
ちょっとでも迷いやトラブルが起きた時に情報も探しやすく、サポート体制も整っており分からないことがあったらサポートに問い合わせメールを送るとかなり早く対応してもらえたので、
初心者にとってはとても使い勝手がよくて気に入っていた。
しかしながら、ページが増える・アクセス数が増えると共に速度の遅さが際立ってきてしまったので、この度サーバーのお引越しを決意。
引越し先に選んだのはエックスサーバー。
サーバーを比較する精神力がなかったので細かなところはチェックしていないのだが、
至る所でよくエックスサーバーという名前を見かけていたことと、ざっと見た感じ評判が良さそうだったので選んでみた。
紹介するのは、超超初心者向けのサーバー移転方法です
今回ロリポップからエックスサーバーへお引越しするにあたり、
とにかくググりまくって色んなサイトで移転のやり方と経験談を読み漁ってみた。
結果、残念なことに超初心者のあたしにはさっぱり意味が分からない。
WEBに通ずるみなさんには当たり前なところさえ、
あたしには理解が出来ず、読みながらフリーズしてしまうのだ。
サーバー移転の理想として
- サイト移転中はみなさんには旧サーバーでサイトを観覧できる状態にしておいて(つまり引越し前のままの状態)
- その間にささっと内容を新サーバー上に移す。
- 全て新サーバーに移しおわったところで旧サーバーを削除し、新サーバーに切り替え
っていう流れができればいいな、とそのやり方を探しており、
先人たちが書かれている方法はこれを全て満たしてくれるやり方だったと思うのですが、
残念ながらあたしにはこの手順は理解できませんでしたので。
バッチリ移転完了→新サーバー切り替え
という理想の移転スタイルを諦めざるを得なかったわけですが、
なんとか無事に、そしてめっちゃ簡単にサーバーお引越しが完了できたので、そのやり方を覚書として記しておきたいと思う。
これからご紹介するのは、
- FTP!?
- MySQL!?
- データベース!?
- PHPMyAdmin!?
っていうレベルの人向けです。
上の通り、バッチリ移転完了→新サーバー切り替えというやり方ではありませんので、こちらのやり方で行う場合は自己責任にてお願いします。
クレーム受け付けれませんので悪しからず。
ロリポップ→エックスサーバーお引越しの手順(右も左も分からない超初心者向け)
①プラグインを使ってサイトデータを丸ごとエクスポート
まずは、「All-in-One WP Migration」というプラグインをインストール。
このプラグインは、投稿データ、固定ページデータ、プラグインやテーマのデータ、画像データ、とにかく丸ごとエクスポートができるプラグインです。
「All-in-One WP Migration」をインストールして有効化→「Export」をクリックすると、下のような画面が表示され、ブルーの文字の「Advanced options」をクリックすると、下の画像のようにチェック項目があらわれる。
エクスポートしたくない(しなくて良い)ものはチェックすることで除外できるので、選択。
あたしは、スパムコメントと投稿リビジョンは必要なかったので、上の二つにチェックを入れた。
チェックを入れ終わったら、一番下の緑の「EXPORT TO」というボタンをクリック→「FILE」をクリックするとエクスポートファイルが作られるので、完成したらダウンロードする。
②新サーバーを用意。新サーバーにワードプレスをインストールする。
今回あたしはエックスサーバーに申し込みをしました。ちなみにプランはx10。
エックスサーバーでの手順は省きますが、
移転したいドメイン(私の場合はこのtokyo-free.infoというやつですね)をエックスサーバーに登録し、
ワードプレスを自動インストールする。
③ネームサーバーを書き換え
ここからいよいよ通常の手順とは異なります。
新サーバーへワードプレスのインストールができたら、もうネームサーバーを書き換えてしまう。
あたしの場合、ドメインをムームードメインで取得しており、その独自ドメインをロリポップで運用していたため、
下記はムームードメインでのネームサーバーの設定変更手順です。
「ネームサーバー設定変更」を開くと『ロリポップ!レンタルサーバー』というところにチェックが入っていたのだが、
これを『GMOペパボ以外 のネームサーバを使用する』というところにチェックを移し、エックスサーバーのネームサーバーを設定する。
エックスサーバーのネームサーバーはこちら。
(他サーバーはご自身でご確認をお願いします。)
ネームサーバーの書き換えには時間がかかることがあるのだが、
このブログは3時間近くかかったので結構長かった・・・
ネームサーバーの書き換え中は、ブログが今まで通り普通に表示される。
ネームサーバーの書き換えが終了すると、ブログが初期化された状態で表示されるので、
ブログが初期化状態で表示されるようになるまでこまめに確認をしておくと良い。
ムームードメイン記載情報によると、ネームサーバー書き換えには数日かかることもあるそうなのだが、
いくつかサーバー移転をしたものの、さすがに数日かかった事はない。
④サイト情報を新サーバーのワードプレスにインポートする。
ブログが初期化されたらダッシュボードにログインし、①で使った「All-in-One WP Migration」というプラグインをインストールする。
※ネームサーバーの書き換えで初期化されているので、先ほど入れたこのプラグインも消えているんですよ〜
インストールして有効化したら、今度は「Import」をクリック。
こんな画面が出てくるので、①でエクスポートしてダウンロードしたファイルをドラッグ。
(あたしはダウンロードしたものがPC下部に表示されるようになってるのでここからこのままドラッグしましたが、自分のエクスポートデータがどこに入っているかは自身で確認してください)
これで完了。
難しくて良く分からない工程は省きたいけど引越ししたい!
あたしはFTPソフトは持っているし、使った経験もある。
でも、正直得意ではないのであまりよく分からなくて使いたくなかった。
キャッシュが〜MySQLが〜FTPソフトで〜hostsファイルを〜
すごい先人たちのブログに並ぶ言葉はできる人からしたら当たり前でも、私にはいちいち思考停止する言葉ばかりで、
どうにかプラグインひとつでサクッと移転がしたい!と、ただそれだけの思いでこの手順で移転をしたのだ。
「危険だよ」と言われるやり方かも知れません。もしかしたら。
しかしながら、今回この手順で3サイト(このブログ含む)を移転完了させられたので、
超初心者なあたし的には、よくわからないことをして、失敗してパニックになるよりは、この方法がいいかなと思ってこのブログにも手順を書いてみた。
ちなみに、仮に。
仮に、エクスポートしたデータをインポートできないとかいう事態が起こったとしたら、ネームサーバーを元のものに戻せば大丈夫なはずなので、
旧サーバーからドメインを削除するのは、
④までの手順で完了させて、プレビューして、見た目や動作に問題ないことが確認できてからにするのが安全かと。
というわけで、超初心者でもロリポップからエックスサーバーへのサーバー移転がプラグインひとつで完了できますよ!
のお話でした。